ベーゴマとガキ大将の思い出
katsuさん 兵庫県1951年生まれ 男性 僕はベーゴマよりベッタン(僕らの地域ではメンコの事をそう呼んでました)が得意でした。 それでも近所の子供が「ベーゴマやろよ」と誘いに来ました。 石油の空き缶の上に布地を張り、詰め引き、垂れた部分を紐で縛って敷物をピーンと張ります。 その中にベーゴマを凧糸で巻き、勢いよく水平に敷台に一勢に投げ入れます。 すると勢いよく回ったベーゴマは中心に向かって段々寄って行き、ぶつかり合います。 独楽は真ん中てぶつかり合い、よく回ってる独楽がカチンと相手の独楽を外に弾き出します。回転を止めた方が勝ちです。 勝った方が相手の独楽を貰えるのです。 僕は回すのが下手で負けてばかりでした。するとガキ大将が僕の代わりに勝負し、勝った分を僕にくれました。 独楽は重くてバランスの良い物がいいので、角を研磨して強い独楽に仕上げていました。 ガキ大将がそのうち何個か持っている独楽の中から一個くれました。 「よし!明日勝つぞ!」と言う思いで、家に帰りました。 僕はベーゴマよりベッタン(僕らの地域ではメンコの事をそう呼んでました)が得意でした。 それでも近所の子供が「ベーゴマや...つづき