じゃんけん遊びの思い出

じゃんけん遊びの思い出

じゃんけん遊びの思い出
子どもの頃のじゃんけん遊びの思い出とエピソードを集めました。じゃんけんグリコ、ジャンケン列車、あっち向いてほいなど、いろいろな世代の人が小学生時代に遊んだじゃんけん遊びの体験談。

1975年生まれ

逆にしたら面白くなった「逆じゃんけんの思い出」

紘子さん 北海道 1975年生まれ 女性 小学校5年生の時に、友達3人とジャンケンで遊んでいました。でも、だいたい、いつも同じ人が勝つんです。これではツマラナイと、1人の子が文句を言いだしました。 トランプなどがないときに出来る遊びって「ジャンケン」か「しりとり」なんですよね。そうしていたら、その中の一人が「逆じゃんけんをしよう」と言いだしたんです。 つまり、グーはパーに勝って、チョキはグーに勝つんです。 たったこれだけのルール変更なのに、すごく複雑になって面白くなったんです。 ジャンケンに強い子も、すごく弱くなって皆が同じレベルになりました。気がついたら、誰が勝ったのか負けたのすら分からないぐらいグチャグチャになりました。 シンプルで遊びやすいジャンケンに、スピードを増したり、ルールを変更するだけで、途端にややこしいゲームになるんです。 しばらくはこの逆ジャンケンにハマっていました。あんなにジャンケンで盛り上がった事は、きっとなかったと思います。
1978年生まれ

じゃんけんリレーの思い出

くーくーさん 東京都 1978年生まれ 男性 じゃんけんは、幼稚園時代に覚えた初期の遊びでした。おもちゃを使う順番や遊具を遊ぶ際の順番を決めたりするためのものでした。 小学生になるとそれから発展し、じゃんけんを応用した遊びを考えるようになりました。特に盛り上がって遊んだのは、じゃんけんリレーです。 クラスの仲間十数人でグループ分けして、通常のリレー徒競走のようにアンカーを含めて走る順番を決めます。 このじゃんけんリレーの醍醐味は、足が遅くてもじゃんけんが強ければ、足が早い人にも勝てるというところです。 逆に言えば足が早くてもじゃんけんが弱ければ負けてしまいます。 リレーコースの途中にはじゃんけんポイントが3か所あり、そこにいる相手にじゃんけんで勝たない限り先には進めません。 じゃんけんに負けると焦り頭がパニックになります。 足の早い人がそのパターンにハマってしまうと、みんなで爆笑し、ワイワイと盛り上がりました。 今でもその時の友達と会うと、このじゃんけんリレーの話で昔を思い出します。
1988年生まれ

じゃんけん大会の思い出

tomjさん 広島県 1988年生まれ 男性 私の思い出は学校でのじゃんけん大会です。遊び方は簡単で、じゃんけんの勝ち抜き戦をして優勝者を決めるものでした。 私の小学校では、じゃんけん大会が毎年行われ、優勝者には賞状が贈られます。私は小学2年生の頃、この大会で優勝しました。 低学年が高学年に何かの競技で勝つことはほとんどないので、その時はとても嬉しかったです。 それから、毎年大会が行われるたびに参加し、友達と一緒に競い合っていました。
1980年生まれ

じゃんけん列車の思い出

ゆいまるさん 愛知県 1980年生まれ 男性 小学生の頃、年に何度か開催されるお楽しみ会で、全員参加で行われていた“じゃんけん列車”がすごく思い出に残っています。 やり方は、線路はつづくよ〜の曲に合わせて歩いて回って、曲が止まったら、近くの人とじゃんけんをします。 負けた方が、勝った方の後ろについていくというシンプルなもの。どんどん列車が長くなっていって、最後の1人に勝ち残ることを目指すというゲームです。 最後の1人になると、先頭で後ろに全員を従えている格好になるので、すごく優越感があります。 そのため、みんなが(特に男子)勝ち残りたいという気持ちが強く、すごくすごく盛り上がるゲームでした。 時には、気持ちが強すぎて、ヒートアップしてしまい、喧嘩に発展することもありました。当時は熱くなっていました。 ただ、面白いのが、このじゃんけん列車は、お楽しみ会限定の企画といいますか、他の場面ではやった記憶が一度もないんです。不思議な魅力のあるゲームでした。
1974年生まれ

「ぐんかん ちんぼつ はれつ」と「グリン チリン パリン」楽しかったじゃんけんの思い出

まさおさん 京都府 1974年生まれ 男性 小学生の頃はじゃんけんから派生した遊びが流行りました。 1つは「ぐんかん ちんぼつ はれつ」というものです。1人が「ぐんかんちんぼつはーれつ」という掛け声を出しながら、お互いにグーチョキパーを3回出して最後にアイコになったら声を掛けていた方が勝ちというゲームです。 2つめは先ほどの発展形で、「グリン チリン パリン」というものです。やり方は「ぐんかんちんぼつはれつ」と同じですが、最後にアイコになったときに先に「ドン!」と言った方が勝ちというルールでした。 3つめのじゃんけんの遊びは「グリコチョコレートパイナップル」です。じゃんけんをして勝った方がその文字数に合わせて歩数を進めるというもの。学校が終わって下校する時に同じ方向に帰る友達とやるのが定番でした。 キックベースでチーム編成をするに、2人がじゃんけんをして好きな人からとっていくという時は、かなり気合が入った思い出があります。強さに偏りが出て機嫌が悪くなり、そのまま帰ってしまったというのも懐かしい思い出です。
1967年生まれ

あっち向いてほいの思い出

50代の男性 大阪府 1967年生まれ 男性 昭和の子供世代、小学校の時は「あっち向いてほい」という遊びが流行った時期でした。 じゃんけんに勝った方が相手に対して、顔の動き(左向き、右向き、上向き、下向き)を指で当てれば勝ちと言うゲームです。 授業の間の休み時間は短く、教室内で遊んでいたので、この遊びもその一つでした。 じゃんけんに勝った上、顔の向きを当てないと勝ちになりません。単純にじゃんけんで勝つだけではないところが面白い。 基本的なルールを自分たちで複雑化していって、ゲームを楽しんでいました。 例えば、「ほい」と言って指を動かす回数と、首を動かす回数を変えるゲーム。 この指を動かす回数はじゃんけんに勝った方がその時に決めて、最終的に回数で、指の方向と顔の向きが一致した時にのみに勝ちとするというルール決めました。 今と違って、ゲーム機等はない時代だったので、自分たちで考えた遊びが多かったのが良い思い出です。
1983年生まれ

「小学生の争い」給食じゃんけんの思い出

まりもさん 兵庫県 1983年生まれ 男性 じゃんけんと言われて一番に思い出すのが、給食の時のじゃんけんです。 遊びでもあり、真剣勝負の場でもあったので、じゃんけんを一番楽しんでいたのでは無いかと思います。 得に月に一度のお楽しみ給食と言うのがあり、その日はケーキや、プリン等普段出ないような、献立がある日があったのです。その日に欠席の子が居ると、お昼前には、もうどの品を取りに行くのか、周りとの心理合戦が始まります。 そこから本番のじゃんけんをするのですが…。最初は人数が多いと、どうしても運が大きく作用します。普通にやっていましたが、人数が絞られると、そこから心理合戦が始まります。 俺はチョキを出すとか、じゃ俺はグーやなとかいって相手を牽制したり、わざとチョキばっかりを出して相手を油断させてからパーを出したり、パーを出すタイミングを周りの相手の出し方をみながら謀ったりと、子供らしかなぬ、じゃんけんをしていました。 僕の周りは、ごくごく普通のかけ声やルールでやっていましたが、無敵の手(手で鉄砲を作って小指から中指を指の付け根で折ってあわせる形)を作って、勝ちを取ってたこともありました。 勿...つづき
1965年生まれ

「じゃんけん遊びの思い出」負けたら負けよあっかんべえ!

つううてさん 埼玉県 1965年生まれ 男性 小学校のときはよく、友達や兄弟とじゃんけん遊びをしました。よくゲームをする前にその順番を決めるためにじゃんけんをした記憶があります。 かけ声は今とあまり変わらないと思います。「最初はグー、じゃんけんぽん!」です。そして、たまに「負けたら負けよあっかんべえ!」という言葉がかけられました。 負けたら、変な顔を見せて友達らを笑わせるというルールがありました。今で言う変顔のことです。 じゃんけんは何故か、同じ手を使い続けると勝率が上がった記憶があります。パーならずっとパーばかり、たまにチョキを入れたりしました。 じゃんけんに負けたときの罰ゲームみたいなものもありました。当時はデコピンと言っていました。今も存在するのかわかりません。負けた場合、勝者は利き手をつかい、手のひらを敗者のおでこにあてて、中指をパチンっとあてる方法です。 力の弱い人だとあまり痛くないですが、指の太い力持ちにされるときは怖かった思い出があります。
1988年生まれ

じゃんけんグリコの 駆け引き

ぽんずさん 大阪府 1988年生まれ 女性 私たちは小学生の頃には既に「駆け引き」を学んでいたのだと、今になって思います。 階段があれば必ずやったじゃんけん遊びがありました。その名も「グリコ」。 じゃんけんほい!と元気な掛け声でじゃんけんをして、グーで勝った人は「グリコ」、パーで勝った人は「パイナップル」、チョキで勝った人は「チョコレート」といった形で、その文字数だけ階段を上がれます。一番最初に上がりきった人が勝ち。 グーの場合は「グリコ」で3文字なので当然数字的には早く上がるには不利になります。ところがこの遊びの面白いところで、じゃあ単純に文字数も多くてグーに勝てるパイナップルのパーを出せばいいのかとなると、そこにはそれを狙ったチョコレートのチョキが待ち構えている・・・。 このシンプルながら先の先のそのまた先を読む遊びを、無邪気にしょっちゅう遊んでいたなぁと懐かしく思います。 ただし、その頃「先の先のそのまた先」まで読んで楽しんでいた子供がどのくらいいたのかはわかりません。 少なくとも私は何も考えずに(あ〜グリコ食べたいな〜)なんて思いながら大きな声で「じゃんけんほい!」と言っていた...つづき