1979年に生まれた人が子どもの頃にした遊びの思い出

1979年生まれ

石蹴りゴルフ

たかさん 大分県 1979年生まれ 男性 小学校低学年から3年生くらいまでにかけて、我々のグループでは石蹴りゴルフが流行っていました。 同じ学区の通学路としては比較的長い約1kmを楽しむために考えたもので、学校を出るときに平べったい小石を各自選び、ゴルフのように蹴って道を進んでいくというものでした。 ゴルフのように第何打とカウントしていき、もし水路や川などに石が落ちてしまった場合は、1打加えて新しい石を見つけていました。 最終的に一番近い人の家が近づいたら適当なマンホールを決め、そのマンホールの真ん中に石を止めて終了します。 順位はつきますが特に何かあるわけではなく、翌日になるとまた同じ調子で遊んでいました。 毎日同じだと飽きるので、変化をつけるためにたまにルートを変えるなど、子供ながらに工夫をしていた記憶があります。 それなりに盛り上がって楽しかったのですが、数は少ないものの車も通る道を使っていたので、現在では少し問題のある遊び方だったと思っています。
1979年生まれ

「必ず捕獲される犬」授業中に廊下を通り過ぎる犬と先生

としさん 大分県 1979年生まれ 男性 現在では野良犬なんてほとんど見かけることはありませんが、私が小学生の頃はまだそんなに珍しくない存在でした。 校庭が広くて走りやすいからか、わりと学校周辺に犬が来ることが多かった記憶があります。うさぎなどを学校で飼うときは注意が必要でした。 そして年に1回は校舎に入り込んで、ちょっとした騒ぎを起こしていました。 多かったパターンは授業中にぼーっと廊下の方を眺めていると視線の先を野良犬が横切っていくというもので、通り過ぎていった教室から先生が出てきて犬が歩いて行った方向に向かっていきます。 我々はそんなに騒ぐことなく授業の再開を待っているのですが、しばらくすると必ず先生に抱えられながら再び目の前を通り過ぎて外に出されていました。 犬の方も人が追いかけてきたら警戒するだろうし、どうやって捕獲していたのかは分かりませんが、先生に抱えられて運ばれるときの犬の観念した様子が面白くて思い出せます。 良し悪しは別にして当時は捕獲後保健所に連れて行くことはなかったようで、そのまま外に帰されていたようです。
1979年生まれ

「大きな水溜りに水路を作った話」砂場遊びの思い出

北中島南方さん 福岡県 1979年生まれ 男性 砂場遊びで今でも鮮明に残っている思い出があります。 それは忘れもしない、小学3年生の頃です。 すでに砂場での砂遊びから卒業していたのですが、その日は近所の団地の公園にある大きな砂場(真ん中にジャングルジムがある)に、前日の雨の影響で水溜りが出来ていました。 水溜りの広さは砂場全体の概ね3割程度でしょうか。今思えば、なぜあんなに興奮したのかは分かりませんが、砂場の向かって左側にあった水溜りをどうにか右側に移したい。そんな感情に突き上げられ友人と3人で行動に出たのでした。 砂場自体にはもちろん高低差がありませんので、ただ単に水路を作るだけでは水溜りの大移動はできません。そこでまず、移動予定地(砂場の右側)の砂を使い、水溜りの中に山を築こうという話になりました。 しかしやってみるとべちゃべちゃな泥が増えるだけだったので、水溜りの真ん中に堤防を作り、片方の水をもう片方に掬い移すことにしました。 するとどうでしょう、水がなくなった側の元水溜りの部分から、いくつかの猫のフンが現れたではありませんか。 もう3人ともテンションがた落ちです。必死に手で掬っ...つづき
1979年生まれ

駄菓子屋のベーゴマ

おむすびさん 香川県 1979年生まれ 男性 小学校の頃でした。近所におばちゃんが営んでいた駄菓子屋さんにベーゴマがありました。その頃はガンダムのプラモとかエアガンが人気で、ベーゴマはすでに昔のおもちゃ枠になっていたので、見向きをすることもなく素通りをしていました。 私は小学校のクラブ活動で工作クラブに入っていました。私が工作クラブに入ったのは、好きなプラモデルを月に一回学校に持って来て作る名目で、親にプラモを買ってもらうためでした。 工作クラブでは上級生の子たちがベーゴマ対決をしていました。上級生の子たちはある程度プラモ作りも終えて、違う遊びを色々やってみたかったんだと思います。 大掃除に使うワックスが入っていた筒形のカンカンに布を張り、その上にお互いベーゴマを落として先に止まるか、はじかれて落ちた方が負けという「喧嘩ゴマ」のルールでした。 私もお小遣いを握りしめ、駄菓子屋でベーゴマを買って練習をしたのを覚えています。上手く回すのに苦労しましたし、カンカンの上にコマを落とすのにも苦労しました。今となっては良い思い出です。 100均にあったベーゴマを買って、子供に回し方を教えたりしてい...つづき