1961年に生まれた人が子どもの頃にした遊びの思い出

1961年生まれ

「ちょっとした悪いこと」をしている怪しい先輩を遠くから観察するドキドキ スリルある遊び

まー次郎さん 福岡県 1961年生まれ 男性 休みの日、学校の校庭で友達と遊んでいたとき、その当時隣接した公共の建物の下の通気口から建物の床下に入る上級生を見ました。 その上級生の挙動が怪しかったため陰で観察していたら、なにやら手荷物をもって入っていていき、しばらくしたら何も持たず手ぶらで出てきて去っていきました。 この上級生は日ごろから酷なことしかしていなく、今でいえば「不良」と言われていて、ちょっと興味が湧き、先輩が去ったあと、ドキドキしながら悪友3人と先輩が入った建物の床下に入っていきました。 そこにはなんと、新品のグローブとバット、ボール等がありました。これは万引きしたに間違いないと思いました。 どうしようと悪友と相談し、とりあえずここから持ち去ってから考えようと言う決断になり、持ち去りました。 後日絶対に先輩は犯行現場に来ると思い、1週間後休みの日に見張っていたら現れました。 これにはあまりにも考えていたことにびっくりしドキドキしながら遠くで見ていました。 建物の床から出てきた時のあの先輩の顔は忘れません。キツネにつままれたかのような顔をしていました。
1961年生まれ

今から50年ぐらい前の話 パッチンの遊び方

たくしゅんさん 広島県 1961年生まれ 男性 小学生の時の遊びなので、今から50年ぐらい前の話になります。「めんこ」という言い方が一般的に全国区のようですが、私の地域では「パッチン」と言っていましたので、「めんこ」と言うと何となくピンときません。 「パッチン」で遊ぶには、自身が持つパッチンがもちろん必要ですが、もう一つ必要なものがあります。それは「覚悟」です。パッチンでの勝負による結果によって、そのパッチンの所有権が移動するからです。 すなわち、勝負に負けるとそのパッチンは相手に取られるのです。よって、遊びの醍醐味は勝つことそのものではなく、相手から奪い取った戦勝品の数の多さを競うことになります。 私の地域では、スタンダードな遊び方である、地面に置いた相手のパッチンを自分のパッチンで叩いて裏返すという遊び方もしていました。 こちらで流行っていたのは、名前は忘れましたが、道路上適度に設置してあったゴミ入れ(石製)の上部にパッチンを置いて、草履やツッカケ、サンダルなどを使ってパッチンを横から叩き、前方に飛ばす遊びです。 ルールは簡単で、一番よく飛んだパッチンが勝ちとなります。勝負のカギは...つづき