ポケモンごっこの思い出

りすこさん
群馬県 1990年生まれ 女性

小学校2年生か3年生の頃まで続いていたごっこ遊びは、「ポケモンごっこ」でした。

女の子たちはまだ「お母さんごっこ」と呼ばれている、おままごとを続けていましたが、ゲーム好きな男の子を中心に、さまざまな設定をしたポケモンごっこが流行っていました。

外で暴れられる時はポケモンバトルでした。トレーナー役とポケモン役に分かれて、ポケモン役が戦う(じゃれあう)というシンプルなものです。

放課後に我が家の大きな犬も、ガーディ役でポケモンバトルに参加して大喜びしていました。

私はいきもの係だったので、むしとり少年か博士の役です。教室の虫籠の芋虫を3匹並べて選んでもらったり。絵の上手い子に頼んで、自由帳にキャラクターの絵を描いてもらって、ポケモン図鑑を作ったりしていました。

主役の「お母さん」が取り合いになるおままごとや、「セーラームーン」が取り合いになるセーラームーンごっこと比べて、ポケモンごっこは、なりたいキャラクターがみんな違います。

勝ち負けや場面の変わるポケモンごっこは、私たちにとって長引く喧嘩が起きず、運動が苦手な子が入っても楽しめる画期的な遊びでした。

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