砂場遊びの思い出

砂場遊びの思い出

砂場遊びの思い出
小学生の頃に砂場で遊んだ思い出やエピソードを集めました。公園や学校の砂場で、山やトンネルをつくったり、棒倒し、泥団子など、いろいろな世代の人が小学生時代に遊んだ砂遊びの体験談。 ブランコや砂場などの公園遊び

1979年生まれ

「大きな水溜りに水路を作った話」砂場遊びの思い出

北中島南方さん 福岡県 1979年生まれ 男性 砂場遊びで今でも鮮明に残っている思い出があります。 それは忘れもしない、小学3年生の頃です。 すでに砂場での砂遊びから卒業していたのですが、その日は近所の団地の公園にある大きな砂場(真ん中にジャングルジムがある)に、前日の雨の影響で水溜りが出来ていました。 水溜りの広さは砂場全体の概ね3割程度でしょうか。今思えば、なぜあんなに興奮したのかは分かりませんが、砂場の向かって左側にあった水溜りをどうにか右側に移したい。そんな感情に突き上げられ友人と3人で行動に出たのでした。 砂場自体にはもちろん高低差がありませんので、ただ単に水路を作るだけでは水溜りの大移動はできません。そこでまず、移動予定地(砂場の右側)の砂を使い、水溜りの中に山を築こうという話になりました。 しかしやってみるとべちゃべちゃな泥が増えるだけだったので、水溜りの真ん中に堤防を作り、片方の水をもう片方に掬い移すことにしました。 するとどうでしょう、水がなくなった側の元水溜りの部分から、いくつかの猫のフンが現れたではありませんか。 もう3人ともテンションがた落ちです。必死に手で掬っ...つづき
1986年生まれ

「サラ砂をかけて固くしたり 泥団子を作った」公園の砂場での思い出

ぽこたさん 東京都 1986年生まれ 女性 小学生の頃、学校が終わると公園に行き、よく砂場遊びをしていました。 砂の山を作り友人と二人でそれぞれ別の方向から穴を開けてトンネルを掘ったり、そこに水を流したりして楽しんでいました。 今考えると不思議な遊びですが、コップに湿った土を詰めてその表面にサラサラした白い砂を振りかけてを繰り返し、どれだけ表面を固くサラサラに出来るかという遊びをよくしていた思い出があります。 また、それと似ていますが泥団子もよく作っていました。様々な大きさの泥団子をきれいに作れた時はとても嬉しかった記憶があります。 プラスチックのバケツやかわいらしい動物の型が販売されており、砂場遊び系のおもちゃはポップでカラフルなものが多く、お気に入りのものを持って公園に行くのが嬉しかった。 砂場遊びは友人とも一緒に楽しく遊べて、協力することや相手の作ったものを大事にする優しさも学べたように思います。
1975年生まれ

「誰が一番高く作れるか」砂の山とトンネルづくりの思い出

あずきさん 香川県 1975年生まれ 女性 幼少期のころはよく近所の公園の砂場で遊びました。家からバケツやスコップをもってきて、できるだけ高い山を作る遊びをしていました。 誰が一番高い山を作れるか競争するのですが、遅れてきた友だちが手伝いに加わるのでグループになって二組ぐらいが競い合っていました。 水を混ぜると丈夫な山が出来るので、水を持ち込んではどろどろになることもありました。 山が出来上がると下の方からトンネルを掘ります。両側から少しずつ削っていきうまくつながって友だちと手が届いたときは嬉しかったです。 うまくいかずに崩れてしまうときもありましたが、こりずに何度も砂の山を作っていました。 夕方、帰るころには服も靴も道具も泥だらけでした。泥を家の玄関に持ち込まないよう注意されたり、すぐにお風呂に入るように言われたりして洗濯物を増やしてしまいました。 お風呂に入っても爪の間に入った砂はなかなか取れなくて苦労したのを覚えています。
1989年生まれ

「安心出来る場所だった」砂場で遊んだ思い出

ガウチョさん 北海道 1989年生まれ 男性 子供のころは、今のように遊具が危険扱いされておらず、どんなに小さい公園でも滑り台にブランコ、ジャングルジムや雲梯などが置いてありました。 活発な友達にとってはそういう遊具で危険な遊びをするのが流行っていました。ジャングルジムの上に立ったり、球形遊具でできるだけ早く回ったり…。 友達と一緒の空間で遊びたい癖にそういう遊びには混ざっていけなかった自分にとって、砂場遊びは心の救いのようでありました。 小さなバケツを持っていき、水飲み場で水を汲んでは砂を固め、積んで…高い塔や城のようなものを作れば一目おかれました。それをやっている間は当然他の遊びに混じる必要はありませんでした。 エスカレートしていく遊びに入ってケガをするのが何より恐ろしかった私は、小さな砂場で何か熱心にやっている…という体で自分を守っていました。 まあ高学年になるにつれそれも通用しなくなり、屋外遊びができないなら来るな、という雰囲気になってしまってからは行っていないのですが…小さい頃はよかったです。
1974年生まれ

苦い思い出もあった小学校の砂場

ユメカサゴさん 神奈川県 1974年生まれ 男性 私の通った小学校の校庭は他校よりも広く。体育、遊びの両方に使える大きなな砂場がありました。 自宅が学校から近かった事もあり、低学年までは休み時間や休日に出掛け、幅跳び、相撲、大きな砂山作りなど、様々な遊びを楽しんでいました。 ひとたび大きな構造物を作るとなると、周囲の事を一切忘れ夢中になってしまいます。 そんな風にして苦労し作り上げたトンネル数本付きの砂山も、後の雨や授業により無残に崩されてしまうのが残念で仕方ありませんでした。 楽しい思い出がある一方、嫌な事が無かった訳ではありません。校庭が大変広い上に私が通っていた頃は夕方や休日に誰もが学校へ自由に入れた為、近所から愛犬を連れ散歩に来る人がたくさんいました。 それだけならどうという事は無いのですが、中には砂場の中に糞をさせて砂に埋め、そのまま放置し帰ってしまう人もいます。 何も知らないまま遊ぶとそれが手に触れてしまい、言いようのない不快感と共に楽しい時間が台無しになってしまう事もありました。
1976年生まれ

「コースを作って車を走らせたりもした」年齢によって変わる砂場遊びいろいろ

すんすんさん 兵庫県 1976年生まれ 男性 砂場での思い出と言えば、年齢によって異なります。 幼稚園の頃はひたすら山を作ったり、女の子と一緒にままごとをした記憶があります。その段階が終わると、次はトンネル作りにはまりました。 ただ山を作るだけではなく、山をしっかりと固めて、両サイドから慎重に掘っていったり、山の下の砂場の部分に穴を掘ったりしてトンネルを作りました。初めて貫通した時の喜びは今でも覚えています。 その次の段階として、砂場に道を作って、コースのようにしてミニカーを走らせていました。小学校高学年の頃に、ミニ四駆が流行すると、みんなで砂場でコースを作って競争させました。 ストレートのコースだけでは物足りなく、カーブを作ろうとしていましたが、ミニ四駆の力が強くて、カーブの壁を乗り越えてしまい、結局うまくカーブは作れませんでした。 その後は、ラジコンを走らせるために、砂場でコースを作りました。今思えば、ずっと砂場で遊んでいた子ども時代でしたね。
1978年生まれ

砂のお城作りの思い出

遊び大好き少年さん 東京都 1978年生まれ 男性 子供の時は公園や幼稚園にあった砂場で友達と遊んでいました。砂場と言うと地味なイメージになりますが、遊び方次第ではクリエイティブで不思議な遊びだと思います。 私の砂場遊びは、ディズニーランドのシンデレラ城などのお城を、砂で作る遊びでした。 その必需品としてジョウロは絶対でした。持ち込んだジョウロに公園の水を入れて砂場で使います。 水分を含んだ砂は、サラサラ感からドロドロ感に変わり、城のような建造物を製作するのに適しています。 初めは上手くお城が作れず、途中で砂が崩れてしまうなどのトラブルにも遭いましたが、徐々にコツを掴むと、友達と一緒に大きな城作りに時間を忘れて没頭していました。 一番の思い出は、雪のかまくらのような子供一人が入れるお城作りにトライしたことです。 休日の朝早くに公園に友達と集合し、一日かけて完成するに至りました。その時の達成感は後の人生においても役立っています。
1977年生まれ

祖父の園芸店の砂遊び

きんぞくさん 大阪府 1977年生まれ 男性 祖父の園芸店では、園芸で使う大量の砂が積み上げてありました。そこでトンネルや落とし穴を作って遊びました。 遊びの一つとして「どれだけ大きな山を作れるか」を競った事があります。 その時、砂を奥深くまで掘っていたら、砂が粘土質になってきたので、最初は土粘土(つちねんど)として遊べるかも知れないと思い。必死になって穴を掘りました。 すると、砂は粘土質から、少し湿って水を含んだ泥のような土に変わってきました。 本で読んだ知識で、砂を奥まで掘り続けると水が出てくる事を思い出し、やる気が出て、水が出るまで夢中で穴を掘る事にしました。 途中、その掘った砂を周りのあちこちに散らかしていたので、祖父からは【園芸で使う土なので綺麗に使いなさい」と怒られたりもしましたが、もう水が出るまで掘り続ける事に決めた私にとって、そんな事は聞く耳を持たず。 1時間以上掘り続けると、何と底から水が出て来ました。これは感動。自画自賛しました。 しかし、祖父からはもうあの遊びや止めてくれと言われ、結局1回しか出来ませんでした。とても良い思い出です。
1986年生まれ

雨上がりの砂場でお気に入りのスカートを汚してしまった思い出

うさぎちゃん 福島県 1986年生まれ 女性 小学1年生の頃だと思います。雨上がりに、砂場の砂が渇いていない状態で遊んだことがありました。 そういう時は水をわざわざ持ってこなくても泥団子を作るのにはぴったりなのです。 泥団子を作っても何もすることはないのですが、泥団子を作るのが楽しかったのです。今思えばおにぎりを作る練習にもなっていたような気がします。 苦い思い出になってしまうのですが、その時私はお気に入りのスカートを穿いていました。 お尻が付かないように、しゃがんで砂場遊びを楽しんでいたのですが、ついお尻をついてしまい、お気に入りのスカートを汚してしまいました。 パンツまで砂と泥で汚してしまいショックでした。本当に気に入っていたので、あの時のスカートをハッキリと覚えています。 それから雨上がりに砂遊びはしないようになりました。
1986年生まれ

「棒倒しを遊んだ」砂遊びの思い出

うさぎちゃん 福島県 1986年生まれ 女性 幼稚園の頃は砂場で遊ぶのは好きでしたが、小学生になるとあまり遊ばなくなりました。なぜなら小学生になると汚れが気になるようになったからです。 小学校の砂場で遊んでいたのは低学年くらいまでだったと記憶しています。 私は女の子としか遊ばなかったのですが、普通に砂山を作ったりしました。 棒倒しもしました。砂山を作り、順番に砂山の周りをなぞるようにして崩していきます。それで棒を倒してしまった人が負けというゲームです。 私の周りはお兄さんお姉さんのいる子が多かったので、その子たちが教わったものを継承したのかも知れないです。
1992年生まれ

父による手作りの砂場で過ごした思い出

ねこちゃん 京都府 1992年生まれ 女性 小学校低学年の頃、外遊びが好きだった3人兄弟。いつでも遊べるようにと、父が砂場を手作りしてくれました。 休日になると父が一生懸命作ってくれて、完成した日、兄弟3人で飛び跳ねて喜んだことを今でも鮮明に覚えています。 砂場が出来たその日から、学校から帰って来てはすぐにバケツやスコップを持って砂場で遊びました。 時には砂遊びに夢中になり、日が暮れても遊んでいる私たちの姿を、近所のおばちゃんたちが、「仲良しやなあ」とほほ笑んで話しかけてくれました。 逆に母は「あんたらいつまで砂場にいるん~ご飯できたから片付けて入ってきな~」としびれをきらしていました。 そんなある日、砂場にウンチを発見。 大切にしていた砂場に誰が!!と兄弟3人で犯人探しが始まりました。 朝学校に行く前、学校から帰ってから、ご飯を食べる前、食べた後、お風呂に入る前、入った後、寝る前。 犯人捜しの日々に明け暮れました。 いつものように3人で遊んでいると、砂場に1匹の猫がやってきました。 以前、猫を飼っていたこともあり、猫はすぐに私たちになついてくれました。人懐っこいタイプのようです。猫も...つづき