祖父の園芸店の砂遊び

きんぞくさん
大阪府 1977年生まれ 男性

祖父の園芸店では、園芸で使う大量の砂が積み上げてありました。そこでトンネルや落とし穴を作って遊びました。

遊びの一つとして「どれだけ大きな山を作れるか」を競った事があります。

その時、砂を奥深くまで掘っていたら、砂が粘土質になってきたので、最初は土粘土(つちねんど)として遊べるかも知れないと思い。必死になって穴を掘りました。

すると、砂は粘土質から、少し湿って水を含んだ泥のような土に変わってきました。

本で読んだ知識で、砂を奥まで掘り続けると水が出てくる事を思い出し、やる気が出て、水が出るまで夢中で穴を掘る事にしました。

途中、その掘った砂を周りのあちこちに散らかしていたので、祖父からは【園芸で使う土なので綺麗に使いなさい」と怒られたりもしましたが、もう水が出るまで掘り続ける事に決めた私にとって、そんな事は聞く耳を持たず。

1時間以上掘り続けると、何と底から水が出て来ました。これは感動。自画自賛しました。

しかし、祖父からはもうあの遊びや止めてくれと言われ、結局1回しか出来ませんでした。とても良い思い出です。

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