子どもの頃に友達と遊んでいて、ケンカをしなみ思い出やエピソードを集めました。
年下の子をみんなで守った思い出 色鬼
MAさん 東京都 1990年生まれ 女性 同学年のお友達とその妹と数人で色鬼ごっこをしていました。 鬼が指定した色のものを触るというシンプルな遊びです。通常の走り回る鬼ごっこよりも年下の子がいても遊びやすいという事でみんなで決めました。 ある子が、小さな妹さんの背が届きにくい場所や、走って行かないとたどり着けないような場所の色を指定したりと、わかりやすくその子を捕まえられるようにしていました。 あまりにも続くため、みんなで「妹を守ろう!」と団結しました。 高い部分はみんなで逃げながら妹を抱き上げ、触らせたりと可能な限りかばいながら逃げていました。 なかなか狙いの妹を捕まえることが出来ないので、鬼がずっと変わらないままです。ついに、鬼が怒り始めました。 しかし、こちらからすると弱い者いじめのように、不利な状況の子を狙っているその子の方が悪い!と完全にその場で言い合いに発展しました。 大人になった今では、私たちも謎の団結をする前に、その子に一言言えばよかったのにと思います。当時は仕返しのような事をする事が一番の正義と思っていたようです。 その場で色鬼ごっこは中断、解散となりました。 子供の...つづき
先生ごっこの思い出
さらぴさん 静岡県 1975年生まれ 女性 子どもの頃から「ごっこ遊び」が好きで、子どもなりにこだわりを持って遊んでいました。なので、真剣にロールプレイをしてくれないお友達とは、ときどき本気のケンカに発展することもありました。 あるとき先生ごっこ遊びをしていて、1人のお友達が「私が先生やりたい!」と立候補したのです。その子が普段からあまり頭のいいキャラではなかったこともあって私は反対しました。 「○○ちゃんに先生役できるの?」と今思うとあまりにも失礼なことを言ったのですが、その子は意に介せず「いいのいいの、私が先生やりたいから」と勝手に確定してしまいました。 勝手に決められたことに対して私が憤慨し、他の子たちもポカンとしてその日の遊びはお流れになってしまいました。 私は遊びも真剣にやりたい子どもだったので、いわゆる「ニワカ」な子が入ってきて台無しにされたことが許せなかったのです。 相手の子は私がなぜ怒っているかもわからなかったようで、その後普通に話しかけてきて、その日のいざこざは無かったことになりました。
お互いいじっぱりの思い出 探検ごっこ
ぼくのふゆやすみさん 山口県 1990年生まれ 男性 小学4年生の時、水曜日は学校が早く終わるので、友達の石田くんと森を探検して遊ぶのが定例でした。ただおしゃべりをしながら木の棒をもって森の中を歩いてたまに珍しい虫を見つけては捕まえたりしていました。 ある日教育テレビでよくやってた「あいうえお」という歌の「いしころいっこころころっ」という歌詞が頭に浮かんで離れなくなり、何度も口ずさんでしまっていました。 すると石田くんが怖い顔でこちらを見ていたので、何か発見したのかなと、近寄ってみると、軽くぶたれました。 石田くんは、「いしころいっこころころっ」という歌詞で自分が馬鹿にされていると思ったのでしょうね。 そこで殴り合いの喧嘩になり、その日は石田くんが走って帰ってしまいました。 次の日も学校で目も合わせてくれません。こちらも意地を張ってしまい謝りもせずそのまま日々が流れました。定例の森の探検も無くなりました。 そして小学校卒業の日になってしまい、卒業式の前にトイレでかち合いました。 自然と「あの時はごめん」といえました。すると石田くんも「ぼくもごめん。」といって仲直りすることが出来ました。...つづき
色鬼ごっこをしていた時に…
ハリーさん 静岡県 1987年生まれ 女性 確か小学校低学年以下だったと思います。当時、色鬼が流行っていて、その日も色鬼をして遊んでいました。 私はあまり鬼をしたくなかったので、一生懸命色を探して逃げ回っていました。ただ、その日、鬼になった友達の狙いは私に絞られており、執拗に狙われていました。 がんばって逃げていたのですが、あと一歩というところでタッチされてしまい、私は鬼になってしまったのです。 その時、私としてはすでに指定された色のものに触れていたつもりでした。それなのに、鬼にタッチされてしまい。次の鬼だよと言われ。悔しさでいっぱいになってしまいました。 タッチされて声を掛けられた時にそれまでずっと狙われていたことや悔しさなどから、つい私は泣いてしまったのです。 突然泣き出した私に鬼だった友達は戸惑います。 私が泣きながら怒るので、友達も怒り、喧嘩に発展。その内に他の友人たちも集まり、更には先生まで駆け寄ってきました。 興奮状態の私はもうこの時には支離滅裂な言葉を話していたように思います。 先生に宥められ、少しずつ落ち着きを取り戻して行きました。鬼だった友達も落ち着いて、最後には私に...つづき
団地で友達とラグビーゲームをしていたらケンカ
せいざいさん 埼玉県 1970年生まれ 男性 小学校のとき、1つ年上のあきら君と一緒によく団地の中の公園で遊んでいたことを覚えています。当時わんぱくであって当たり前の時代で、ケンカして負けて帰ってきたら怒られるような風潮でした。 私はあきら君とラグビーに近い遊びをしていました。その遊びはボールを力ずくで奪い合って自分の陣地にボールを入れる遊びです。ボールを奪うには何をしてもかまわないルールだったと思います。 私よりも一回り大きいあきら君に勝つには、力ずくでは難しいと考えて、ボールを遠くに投げ、それをとって陣地に入れることで私は点数を稼いでいました。一方あきら君は力ずく(タックル)でボールを確実に自分の陣地に入れていきます。 あたりも暗くなり、だんだんボールが見えなくなってきたなか、あきら君が私の投げようとしたボールに向かって、もともとあったプラスチックバットを振りかぶってきました。 そのプラスチックバットが思いっきり私にあたりました。私はわざと私をバットで殴ったと判断して、取っ組み合いのケンカになりました。 あきら君も負けず嫌いなタイプだったのでケンカは大きく発展してしまい。私は殴られ...つづき