香川県に住んでいた人が小学生の頃にした遊びの思い出

1975年生まれ

体育の時間に犬が参加してきた

ワイジーさん 香川県 1975年生まれ 男性 小学校5年生のころ体育の授業。皆で校庭で整列していたら、どこからか犬が入ってきました。 中型犬で、首輪はしていなかったので野良犬っぽかったです。最初は遠巻きに見ているくらいだったのが、ボールを使い始めたら、遊んでくれると思ったのか、犬が興味をもって近づいてきてしまいました。 それだけなら良かったのですが、一人が急に走りだしたので、犬が喜んで追いかけてしまい。 走り出した子は、けっこう大柄な子で普段は威張っている感じの強い男子でしたが、どうやら犬が怖くて逃げたようです。え?あいつが?と意外に思いました。 犬は楽しんでじゃれて追いかけているようでしたが、逃げている子は必死です。みんなが「止まれ、止まれ〜」と叫ぶのですが、全然聞こえておらず。 「来んなー!来んなー!」と言いながら、パニックになって猛ダッシュ。可哀想だけど、ちょっと面白い構図になっていて、申し訳ないけど笑ってしまいました。 ついに追いつかれて、短パンのところを犬がじゃれて軽く噛んだようで、その子はコケて、半泣きに。 その騒ぎのせいで、校舎の窓からいろんな学年の人が顔を出して見ていて...つづき
1975年生まれ

「誰が一番高く作れるか」砂の山とトンネルづくりの思い出

あずきさん 香川県 1975年生まれ 女性 幼少期のころはよく近所の公園の砂場で遊びました。家からバケツやスコップをもってきて、できるだけ高い山を作る遊びをしていました。 誰が一番高い山を作れるか競争するのですが、遅れてきた友だちが手伝いに加わるのでグループになって二組ぐらいが競い合っていました。 水を混ぜると丈夫な山が出来るので、水を持ち込んではどろどろになることもありました。 山が出来上がると下の方からトンネルを掘ります。両側から少しずつ削っていきうまくつながって友だちと手が届いたときは嬉しかったです。 うまくいかずに崩れてしまうときもありましたが、こりずに何度も砂の山を作っていました。 夕方、帰るころには服も靴も道具も泥だらけでした。泥を家の玄関に持ち込まないよう注意されたり、すぐにお風呂に入るように言われたりして洗濯物を増やしてしまいました。 お風呂に入っても爪の間に入った砂はなかなか取れなくて苦労したのを覚えています。
1979年生まれ

駄菓子屋のベーゴマ

おむすびさん 香川県 1979年生まれ 男性 小学校の頃でした。近所におばちゃんが営んでいた駄菓子屋さんにベーゴマがありました。その頃はガンダムのプラモとかエアガンが人気で、ベーゴマはすでに昔のおもちゃ枠になっていたので、見向きをすることもなく素通りをしていました。 私は小学校のクラブ活動で工作クラブに入っていました。私が工作クラブに入ったのは、好きなプラモデルを月に一回学校に持って来て作る名目で、親にプラモを買ってもらうためでした。 工作クラブでは上級生の子たちがベーゴマ対決をしていました。上級生の子たちはある程度プラモ作りも終えて、違う遊びを色々やってみたかったんだと思います。 大掃除に使うワックスが入っていた筒形のカンカンに布を張り、その上にお互いベーゴマを落として先に止まるか、はじかれて落ちた方が負けという「喧嘩ゴマ」のルールでした。 私もお小遣いを握りしめ、駄菓子屋でベーゴマを買って練習をしたのを覚えています。上手く回すのに苦労しましたし、カンカンの上にコマを落とすのにも苦労しました。今となっては良い思い出です。 100均にあったベーゴマを買って、子供に回し方を教えたりしてい...つづき
1978年生まれ

色鬼の思い出

おむすびさん 香川県 1978年生まれ 男性 5歳の頃、幼稚園の運動場で友達と鬼ごっこをしていました。 運動場にはグラウンドのほかに滑り台やブランコ、ターザンロープやテントウ虫型の穴の開いた遊具で、中に入れるものなどがありました。 初めはグラウンドの方で走り回ってただ追いかけるだけの鬼ごっこでしたが、お兄ちゃんお姉ちゃんがいる友達は色々な遊びを知っていて「色鬼をしよう」と言ってきました。 私は色鬼が何のことだかさっぱりわからず、掴まらないように走って逃げるだけの「鬼ごっこのルール」で参加していました。 遊んでいるうちに、色鬼のルールは ①鬼が指定した色の所に登って逃げる。 ②10秒間だけいられる。 ③10秒で離れないといけない。 というものだと分かりました。 鬼は大変でした。 色を指定して、そのたびに10秒数えないといけない。 考えながら動かないといけない。 賢い子は、色を指定してその色に逃げた子の一人をロックオンし、10秒待って降りたところを捕まえる技を編み出していました。 何もなかったけど、知恵と工夫の楽しさがありました。