子どもの頃にジャングルジムで遊んだ思い出とエピソードを集めました。公園や校庭にあるジャングルジムで、鬼ごっこをしたり、上まで登ってお菓子を食べたり、いろいろな世代の人が小学生時代に遊んだジャングルジムでの遊びの体験談。
「ジャングルジム鬼ごっこ」ルールと遊び方
東西さん 広島県 1983年生まれ 女性 ジャングルジムで遊ぶとなると、誰が一番高いところに登るのが早いかで競争するのがお決まりでした。グイグイ登って行って登頂を目指します。登頂部に座ると勝ちというわけです。 その後、みんなでジャングルジム鬼ごっこという謎の遊びを考えました。鬼は2人で一段目しかグルグル回れないルール。 逃げる人は登頂部分以外をグルグル逃げなければいけません。とにかく右に左にと鬼が迫ってくるので盛り上がります。ちなみに鬼も逃げる人も地面に足が付いたら反則です。 手を伸ばしてタッチされそうになると急いで移動しジャングルジムの中に入って身を守ります。 でも中にいられるのは30秒だけなのでまた逃げまどうのです。 私はいざ鬼になるとなかなかタッチできませんでしたが、腕のリーチが長い友達は早々とタッチして鬼から卒業していました。 うらやましく思いながらも追いかけますが手の力が限界を迎えとうとう地面に背中からゴロンと落ちたことがあります。 「あっ!落ちた!」と言われ、誰からも心配されず反則の罰で5分牢屋に入れられるという重すぎる刑を処されたのでした。
「ジャングルジム鬼ごっこ」の思い出
葛さん 岩手県 1991年生まれ 女性 ローカルルール、というほどでもないのですが、ジャングルジムと鬼ごっこを組み合わせた「ジャングルジム鬼ごっこ」でよく遊んでいました。 ネーミングはそのまんまなのですが。ルールは簡単で、鬼を決めてジャングルジムを登り回り、タッチされたら鬼を交代するというものです。 ちなみに地面に足がついてしまったら強制的に鬼になります。 今思うと何故地面でできるものをわざわざジャングルジムでやらにゃならんのだ、という感じです。 ただ当時は、ジャングルジムという非常にハンデのある状況で鬼ごっこをすること、自分のフィジカルが存分に試される状況にあるスリルを楽しんでいたのだと思います。 とはいえ、足があまり早くはなかった私にとって、狭い範囲での鬼ごっこは他の友人と同等に、つまり同じリングに立って対等に戦えることは楽しかったように感じます。 残念ながら、白熱しすぎた友人の一人が落下して前歯を折り、それからジャングルジム鬼ごっこはお蔵入りになりました。
ジャングルジムの痛い思い出
ココちゃん 京都府 1982年生まれ 女性 小学生の頃に家から徒歩1分の所に公園があって、そこにジャングルジムがありました。 学校から戻ったらすぐにランドセルを家に置いて、その公園に遊びに行って、夕方日が暮れた頃に母が「ご飯ですよ〜!」と呼びにきたら家に帰るという生活でした。 近所の子供達と公園で集合しては鬼ごっこやケイドラなどをしつつ、ジャングルジムに逃げたりして遊んでいました。 多少の雨ならへっちゃら。お構いなしでジャングルジムを登ったり降りたりしていました。余りに慌てて逃げていたので頭の上にあった棒を潜りそびれてしまい、「ゴーン!」すごい勢いで棒に当たって目がチカチカ。 そのままジャングルジムジムの上から落ちてしまいました。 落ちた痛みより、棒に当たった痛みの方が勝っていて頭がクラクラ。おでこに大きなタンコブが出来てしまったのを覚えてます。 その後は、特にジャングルジムの上の方に登っている時には、棒にぶつからない方に慎重に遊ぶようになりました。
ジャングルジムで遊ぶ時の順番
おはるさん 兵庫県 1984年生まれ 男性 私たちがジャングルジムで遊ぶとき、まずは格子状の中を足から滑るように移動することから始まります。 一人が滑るとゲームのパーティが移動するかのように続いて、他の人も滑って移動します。 続いて条件をつけて遊びます。足を使ってはいけない、あるいは手を使ってはいけない等の条件をつけてジャングルジムを登っていきます。 その際、必ずだれかは落ちていました。今思うと危険な遊びでしたが、当初はそれで大笑いしておりました。 全員が上の方に上るとお互い手を取り合って、なぜか揺れてました。傍から見れば危険でしかない動きでしたが、なぜか誰も止めずに笑ってました。 近所の公園にはジャングルジムからウンテイも続いていたので、そのままウンテイに移動しました。行き切ると戻って来て、またジャングルジムで暴れました。 みんな、何かしら怪我をしていましたが、幸いにも骨折等の重症を負うこともなく遊んでました。 ジャングルジムでの遊びは本当に楽しかったです。私たちは仲間と一緒に遊び、身体も心もリフレッシュすることができました。 今では子供をジャングルジムに連れて行くことはありますが、...つづき
ジャングルジムに登ろうとチャレンジ
うさぎちゃん 福島県 1986年生まれ 女性 私は身体障害があったので、ジャングルジムに登るという行為はとてもハードルが高くて、リスクもある行為でした。 幼稚園の頃はカラフルなジャングルジム。小学生になると普通の可愛くないシルバーのジャングルジムがありました。 そして幼稚園の物と違うのは明らかに高さがあるということです。 それでも子供なりに、他の子と同じように近づきたいという気持ちが強く。少しだけですがの登ったりしました。 もちろん怖くて上の方まで行くことはできないのですが、自分なりに少しでも登ったときは達成感があったような気がします。 私の体のことを知っている子たちは、無理しなくて大丈夫だよとか気遣ってくれたことが嬉しかったです。 もちろん無理をすることはありませんでした。登ったけれど降りられなくなってしまったら大変ですからね。 でも一度でいいから一番上まで登ってみたかったです。
ジャングルジムでの痛みと楽しさ
べこさん 宮城県 1986年生まれ 女性 ジャングルジムで思い出すのは、思い切り頭をぶつけて悶絶した記憶です。 学校の休み時間に友人たちとジャングルジムで遊んでいました。もうすぐ休み時間が終わると、皆が次々と離脱していくのに、私も慌てて続こうとしたときです。 運動神経が悪く素早く動けない私は、焦って身を乗り出し、丁度頭上にあったジャングルジムの枠に頭を激突! ぐわんと頭に衝撃があって、しばらく悶絶していました。友人たちはすでに誰もいなく、ひとり痛みと闘う私…。 痛さと寂しさが染みましたが、今思うとくすっと笑えてしまうエピソードです。 そんな痛い思いをしても、懲りずにジャングルジムで遊ぶのが大好きでした。 縦にも横にも動ける迷路に迷い込んだような楽しさがあって、そして何より、頂上からの眺めは最高です。 友人たちと駄菓子を持ち寄って、ジャングルジムの枠に駄菓子が入った袋をくくりつけて、少しずつ取り出しては、おやつタイムを楽しんだこともあります。 この歳になっても、あの時のわくわくした気持ちをまた味わってみたいな、なんてしんみり思うのでした。
「小学5年生の思い出」ジャングルジムの上で友達と見た夕焼け
勇気なしこさん 兵庫県 1977年生まれ 女性 昼休みにみんなで集まると、鬼がボールを持ち、ジャングルジムの下からの上にいる人を狙う遊びをしていました。鬼はジャングルジムの上には上がれません。 ボールが当たらないように避けるスリルがあって楽しかったです。 私が小学5年生頃、仲良しのなみちゃんという子がいました。休み時間もなみちゃんと一緒です。 彼女は運動神がよく、特に走るのが速かったです。私も足が速く一緒にリレーの代表に選ばれていました。 私たちは放課後によく小学校の運動場に集合して好きなお菓子を食べたり、大きくなったら何になりたいか話していました。 ベンチのない校庭で、椅子代わりに腰をかけていたのがジャングルジムです。1番上に座り何を話しても楽しかった記憶があります。 それからしばらくして、なみちゃんが引っ越すことになりました。 隣町でしたが小学生の私にはとても遠く感じました。ジャングルジムの上で「大人になっても遊ぼうね」と約束しました。 中学校は一緒になりましたが、あの頃の私には話しかける勇気はなく、中学時代は一度も話せずじまいでした。 今の私なら話せたのに、昔の私は忘れ去られてい...つづき
「ジャングルジムの痛い思い出」ジャングルジム鬼ごっこ
ちゅんちさん 兵庫県 1976年生まれ 男性 ジャングルジムでの思い出と言えば、みんなで鬼ごっこをしたことです。 範囲をジャングルジム内に限定して鬼ごっこをするのですが、段々と興奮してくると、注意がおざなりになってしまい、痛い思いをすることがよくありました。 一つ目は、鬼として追いかけている時に、前を逃げている子の足が顔に当たったり、自分の手が踏まれてしまうことです。 相手は全く悪意はないのですが、これがけっこう痛いので、小さい頃はここで誰かが泣いてしまい、遊びが終わりになるということがよくありました。 そして、もう一つ、痛いのが、これは自滅するパターンです。自分がジャングルジム内にいることを忘れて、思い切り立とうとして、ジャングルジムで頭を強打することです。 今、思い出してもあの痛みはたまりません。本当に脳震盪を起こして記憶がなくなるんじゃないかというぐらいの痛さでした。 そして、これは誰のせいでもない。自分のせいなので、誰かに八つ当たりすることもできず。ただ自分に腹が立つし、頭も痛いしで、本当に辛い思い出ですね。