中国・四国エリア

1983年生まれ

フラフープ争奪戦

時短モンスターさん広島県 1983年 女性フラフープは小学校中学年の時に流行りました。休憩になると争奪戦。10本くらいしかないのでチャイムが鳴るやいなや女子はみんなピューッと教室からいなくなります。小学校時代の女子は年齢で流行るものが結構決まっていて面白いものです。フラフープはクルクル回し跳びながら鬼を追いかけ回したり、腰で回して誰が一番長くできるかを競ったりしました。青と赤のフラフープを地面に1つずつ置いて、それぞれひとりずつ入っていき、どちらのフラフープに多く人が入れるかという遊びもしました。おしくらまんじゅう状態で誰かの足が出た時点でその色チームの負けです。この逆の発想で、人が立っていてフラフープを投げ、立っている人がフラフープに入ったら得点が入るという投げ輪ならぬ投げフラフープなど、子供時代はこのように即席で遊びやルールをどんどん作って遊んでいました。相手に得点を入れたくないが為に立っている人がちょっと動いてズルしたりして、あーだこーだと盛り上がり楽しい日々でした。
1978年生まれ

色鬼の思い出

おむすびさん香川県 1978年生まれ 男性5歳の頃、幼稚園の運動場で友達と鬼ごっこをしていました。運動場にはグラウンドのほかに滑り台やブランコ、ターザンロープやテントウ虫型の穴の開いた遊具で、中に入れるものなどがありました。初めはグラウンドの方で走り回ってただ追いかけるだけの鬼ごっこでしたが、お兄ちゃんお姉ちゃんがいる友達は色々な遊びを知っていて「色鬼をしよう」と言ってきました。私は色鬼が何のことだかさっぱりわからず、掴まらないように走って逃げるだけの「鬼ごっこのルール」で参加していました。遊んでいるうちに、色鬼のルールは①鬼が指定した色の所に登って逃げる。②10秒間だけいられる。③10秒で離れないといけない。というものだと分かりました。鬼は大変でした。色を指定して、そのたびに10秒数えないといけない。考えながら動かないといけない。賢い子は、色を指定してその色に逃げた子の一人をロックオンし、10秒待って降りたところを捕まえる技を編み出していました。何もなかったけど、知恵と工夫の楽しさがありました。
1985年生まれ

いろいろな種類の鬼ごっこ 氷鬼 増え鬼 色鬼 けーどろ

かずみつこさん山口県 1985年生まれ 女性ありふれた、それでいて特別な遊び。鬼ごっこは秀逸な遊びだと実感しています。道具を必要とせず、人数が集まればそれだけで始められ。バリエーションが豊富なのも魅力。氷鬼、増え鬼、色鬼、けーどろ(どろけー?)は、鬼ごっこの発展系ではないでしょうか。走ることが苦手な子も楽しめる要素を備えています。鬼が目前に迫ったときには手をクロスに構え、「バリア!!」と叫び、いつの間にか「バリア破り」なるものが発生していました。ちょっと待ってを表す「タンマ!!」は、今思えばタイムの派生形だったのかな??小学校に入学した1年生のころ、クラスの半分が初めてのお友達状態。みんなが仲良くなったきっかけに鬼ごっこがありました。学校の遠足では、お弁当を終えた後に鬼ごっこをすることもありました。このときは普段集まらないような人数で遊ぶことができました。6年生の3学期になると卒業を意識してかしらずか、クラスのみんなで毎日鬼ごっこをしました。ときにはクラスも超えて鬼ごっこをした記憶が残っています。私にとっては鬼ごっこは今でも身近な遊びです。公園で私の子供3人と一緒に遊ぶこともあるし。友...つづき
1983年生まれ

手作り竿でザリガニ釣り

ようかんさん広島県 1983年生まれ 女性小学校の帰り道に細い水路があり蓋がされていませんでした。友達と水路の上をピョンピョンとびながら遊んでいるとアメリカザリガニを発見。すぐさま捕まえようとしましたが、大きなハサミを振り上げ抵抗してきました。私たちは驚いて顔を見合わせると同時に”捕まえたい"欲求が強くなりました。その辺にある小枝を持ってきて家庭科で使う糸を繋いで即席の釣り竿を作りました。釣り針がないので糸の先を輪っかにして引っ掛ける作戦です。しかしその間にザリガニは逃げてしまったようで見つかりません。ランドセルを一旦道端に置いて夢中で捜索し、やっと見つけました。即席釣り竿を垂らし輪っかにハサミを通そうとしましたが、なかなかうまくいきません。しばらくしてもう諦めようかとした時、ハサミのギザギザにうまく引っ掛かり釣り上げる事に成功。よく頑張ったとお互いを讃え合い、ふと思いました。「で、このザリガニどうする?」と。子どもの頃は先の事を考えないので、こういった「ふと気が付く」場面によく遭遇します。家に持って帰っても戻しておいで言われるのは目に見えています。教室で飼えるかとも思いましたが、生物...つづき
1983年生まれ

秘密基地の思い出

DORODANGOさん広島県 1983年生まれ 女性小学生の頃、学校が終わると自分の兄とその友達とで虫取りをしたり探検したり釣りをして遊んでいました。相手が年上の男の子なので体力や経験が追いつかないことも多かったのですが、それでもおいて行かれないように一生懸命に後ろからついて行ったのを覚えています。兄とその友達との遊びの中でも一番思い出に残っているのは”秘密基地”(…といっても枝や葉っぱで木陰を作った程度でしたが)です。川土手の鬱蒼とした木々をものともせずグングン奥へ入ります。トゲのある植物や鋭い葉っぱで足や手を切ってしまう事などしょっちゅうでした。特に私は大きな穴ぼこを飛び越えられずすっ転んだり、段差を越えられず石だらけの地面に顔からダイブしたりと毎回血まみれでしたが、特に気にしていませんでした。自分たちで作った秘密基地に酔いしれて、中で飲むジュースはもうこの世の甘さを凝縮したかのような心地いい味です。そんなある日、高学年の男子たちに私だけ呼ばれ「あの基地を潰してやる」と宣言されたことがありました。どうも同じ場所にその男子たちも基地を作りたかったようです。私はすぐに兄と友達に報告。翌...つづき