「技と音」ローラースケートの思い出
さぼてんさん 和歌山県 1975年生まれ 女性 4人兄弟で一つのローラースケートを使っていました。サイズを大きさによって調整できたのが当時で考えると画期的だったと思います。子供でも簡単に微調整できたので時間を決めて兄弟で使用していました。 最初はよくこけて、足がどんどん広がっていってしまったのを覚えています。子供は体が柔らかいのですぐに滑ることができました。 自転車に引っ張ってもらって早く滑ったのが楽しかったです。 坂道で下り降りるのもスリリングでしたが、大概途中で斜めに曲がって溝に落ちていました。 近所の友達と競争したり追いかけっこもしていました。 家の前の道路で遊んでいたので、使い終わったローラースケートが道に転がっているのも懐かしい風景です。 家が立ち並ぶ道で遊んでいたので、ローラースケートの滑る音がすごくうるさかったと思います。母には騒音になるとよく怒られていましたが、近所の人から怒られたことはありませんでした。 そう思うと近所の方の温厚さや穏やかさがあったんだと思います。今では難しいことですが、ご近所で子供を育てていたんだと思います。