子どもの頃に遊んだグローブジャングルの思い出やエピソードを集めました。グローブジャングルジム、回転遊具、地球儀など、いろいろな世代の人が小学生時代に遊んだ回転遊具の体験談。。
「一番のお気に入り」グローブジャングルの思い出
はぁむさん 埼玉県 1977年生まれ 女性 私が公園で遊ぶ時に、決まって一番に走り寄るのはグローブジャングルでした。 ブランコも滑り台も大好き、鉄棒でもたくさん遊ぶけど、一度回せばその後しばらく回っていてくれて、しかも大人数で遊べるこの遊具は特別大好きな存在でした。 どこにでもあるわけではなく、たまたま友達の家のそばで見つけたそのグローブジャングルは、赤、青、黄色の3色に塗られてとても大きく、子どもの目にはまるでキラキラ輝く地球儀のようでした。 友達数人と遊ぶのにちょうど良く、外周りを走りながらジャングルを回す子と、中でキャーキャー騒ぐ子とが順番に入れ替わっては楽しみ、何回やっても飽きません。 ようやく疲れてくると、持ち寄ったお菓子を持って全員中に入り込み、おやつタイムになります。 その後はまたゆっくり回したり速く回したり、サーカス団のようなポーズを決めながら面白おかしく回って笑い合ったりが延々に続き、いよいよ落ち着いてくるとジャングルの上に登ってお話をしたりして、大切な秘密基地のような思い出の場所です。
「ハラハラ、ワクワク、ドキドキ」グローブジャングルの思い出
昭和世代のやんちゃ坊主 大阪府 1967年生まれ 男性 グローブジャングルは危ないからと今では設置されている公園は少ないかも知れませんが、昭和時代は子供がよく遊んでいました。 男とは言え、最初は怖いもので、下で、回しながら、足を浮かせたり、グローブジャングルに足を乗っけたりしていました。中は中で、よじ登って、回されるのも面白いものです。女の子も一緒に遊んでいました。 回転に慣れてくると、どうしても、高い所で回されるスリルを味わいたくて、徐々に高い位置に挑戦していました。 円状の上側で、外側に登っている時に、男の子が数名で、地面側で回されると、回転力が強くなり、しっかりとつかんでいないと振り落とされる感じで、怖い思いもしました。 まあ、中には、悪ガキ数名がいたずらで、強く、グローブジャングルをまわしていた事もありました。 今、50代になった自分から考えると、子供用の無料で近所の公園で遊べるジェットコースターの始まりというイメージです。 雨が降った後、機具がまだ濡れていると、回転と遠心力で手が滑りやすかった事もありました。 運が良かったのか、タイミングの問題なのかは分かりませんが、グローブ...つづき
危ないとわかっていても楽しかった回旋塔の思い出
たくとさん 静岡県 1993年生まれ 男性 グローブジャングルのことを、私の小学校では「回旋塔」と呼んでいて、私が卒業して少し経った頃に撤去されました。 低学年の頃は高学年の子供たちに混ざると、体格の違いで回転の速さについていけなく。落ちたり、回っている子供の足にぶつかったりして怖いと思っていました。 高学年になると逆に低学年の子供が気になって、加減して遊んでいたのを覚えています。 しかし同学年の男子と遊ぶときは加減なしで思いっきり回して、派手に転んで怪我をしていました。 今思えば危ないですが、当時は怪我なんて気にならなく、ズボンが破れようが多少血が出ようが楽しくて遊んでいました。 回っている最中に足を外に投げ出して座って地面にかかとを擦り付けて円を描いて遊んでいました。 汚れるし、服や靴はボロボロにするしで親にはかなり迷惑や心配をかける遊びだったと思います。 無茶があったおかげで運動神経は良い方です。多少の怪我では弱音を吐かないようになったと思います。 最近は見かけることが少ないですが私は好きな遊具でした。
初恋の思い出
タマゴさん 沖縄県 2000年生まれ 男性 私の住んでいた田舎には、小さな公園がありました。その公園には滑り台と雲梯、そしてぐるぐるジャングルジム(グローブジャングル)がありました。 田舎と言うこともあり、同級生の友達はそこまで多くなかったです。毎日遊ぶのは決まって、近所のみわちゃん、もえかちゃんと言う女の子でした。幼稚園生の頃からずっと幼なじみで、小学生に上がっても3人で遊ぶことが多かったです。 毎日、学校が終わっては3人でランドセルを背負いながら、誰が公園へ早く着くかかけっこ勝負をしていました。 私たちは雲梯で遊ぶのが大好きで、着いてからすぐに、両端から雲梯にぶら下がり、「ドンジャンケン」を楽しんでいました。私は、みわちゃんの事が好きでずっとみわちゃんのチームに入っていました。 その後、決まってみわちゃんは雲梯で遊び疲れ、ぐるぐるジャングルジムに入って休んでいました。 僕は外で全速力走り回り、ぐるぐるジャングルジムを回して、みわちゃんにちょっとした意地悪を楽しんでいました。 走り回って心拍数が上がったのか、みわちゃんに対する思いでドキドキしているのかその当時は有耶無耶にしていました...つづき
回転ジャングルジムで遊んだ思い出
minさん 島根県 1990年生まれ 女性 回転ジャングルジムはよく小学生の頃に公園で遊んだ思い出があります。公園に着くと最初に滑り台、ブランコで遊び次に回転ジャングルジムで遊んでいました。 回転ジャングルジムはずっと遊べる遊具のひとつでした。最初に友達とじゃんけんをしてから誰が回すのかを決めて、「もう少し早くして!」と笑いあいながら遊んでいたことを思い出します。 乗っている方と回す方の遊び方があり、乗っている側はとにかく楽しく笑いが止まりません。 回す方は体力勝負であり、乗っている友達が楽しんでくれるように一生懸命走って回します。 途中自分の中で最高速度を回して自分も一緒に回転ジャングルジムに乗り込む時が、回す方の疲れを癒してくれるのです。 一生懸命走って回したので乗った時には汗をたくさんかいており、回っている時の風に当たっている時がとても気持ちが良かったと思い出があります。
グローブジャングルの怖かった思い出
キンモクセイさん 埼玉県 1966年生まれ 女性 私が通っていたの小学校の校庭の固定施設にグローブジャングルがありました。 あの頃私たちはジャングルジムとの区別もあって、そのかたちから『地球儀』と呼んでいました。 遊び方は真ん中の芯棒の部分につかまって乗っている子、外側につかまって上の方に乗る子、同じ外側でも回すために足を地につけている子などそれぞれ好きな位置に乗っていました。 回す子は走って地球儀を回し、好きなタイミングで地面を蹴って遠心力で体を浮かせます。そしてまた体が降りてきたタイミングで走って回し、体を浮かせて遊ぶのです。 地球儀を回す子はたいてい男の子たちで、特に運動神経が良く足の速い子たちがその役を買って出て、時にはものすごい速度で回すのです。 学校の休み時間などは先生方も校庭に出ているので、先生方の目を気にしてか、静かに優しく回して遊びます。 それでも時には思わぬ速度になってしまい、先生に怒られながら足を使って速度を落としたりしていることもありました。 ある放課後の出来事です。私は友達に誘われて、地球儀で遊ぶことになりました。 それでも友達の誘いを断る勇気もなく、あまり考...つづき
「回転型ジャングルジムの思い出」グローブジャングル
せいざいさん 埼玉県 1970年生まれ 男性 私はジャングルジムの中でも回転型のジャングルジムをマスターするのに燃えていました。 小学校の20分休み、昼休みはだいたい回転型ジャングルジムで様々なクラスの子供と競い合いました。 競い合う内容は二つです。 どのくらいの速さまで回転させることが出来るかと、どのくらい回転しているジャングルジムにしがみつくことが出来るかです。 前者については小学生には、しっかりとした測定はできないので、「体感(ジャングルジムの中に入った感じ)」で回る速さについて意見を出しあって、一番早いやつを決めていました。 また後者の方、こちらも体感になります。「みんながおじけづいて、しがみつくことができない速さまで、しがみつけたら価値」みたいな感じで争っていました。 手にマメを作りながら日々努力することで、まわりの友達からも一目置かれるまで成長したことを思い出します。上級生の先輩方にも声をかけていただき、嬉しかったのを覚えています。 今改めて考えると、結構危ないことを行っていたなと思います。一種の根性だめしですね。現在はお勧めできません。