「ある日突然」みんなで1人を無視をする遊び

ローラさん
宮城県 1968年生まれ 女性

小学校6年の頃、いつも5人くらいの仲良しグループで遊んでいました。そのグループは、クラス内で優等生で教師からいつも可愛がられている女子を目の敵にしていたグループでした。教師からは嫌われていました。

でも、皆そこそこの成績をとっていたので教師もかなり扱いにくかったと思います。そのグループ内で、おそらく私が一番成績が良かったと思いますが、リーダーではなく、参謀的な存在でした。

ある日の朝、登校すると教室内の空気がよそよそしくいつもと違う感覚がありました。友達に話しかけても視線を合わせてくれません。いつものグループで私に声をかける人はいませんでした。

その日を境に小学校卒業までの私は無視をされつづけることになりました。

とりあえず違うグループの人達に仲間にいれてもらったものの、どこか心に壁がありました。

修学旅行などはどん底のメンタルだったのでほとんど覚えていません。

いじめは無視だけでした。それでも私は毎日学校へ通うのがとても辛かったです。1年ほど耐えて考えて、その無視の理由をどうしても確認したくなりました。

陰でこっそり、話しをしてくれそうなグループの一員に聞いてみました。その子が言うには、特に理由はなくリーダーがなんとなくそうすると決めたからとのことでした。

そういう遊びだったということです。

それまでグループ内で良い気になっていた報いを受けたのだと思いました。

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