ゴム飛びを遊んでいたあの頃の年齢になった息子

かかのんさん
静岡県 家の近所の駐車場 1987年生まれ 女性

私がゴム飛びと聞いて思い出すのは、近所の友達と遊んだ記憶です。「3年生までは子供だけで自転車に乗ってはいけない」という学校の決まりがあったので、近所の友達と遊ぶことが多かったのです。

さらに学区の端に家があったため、帰宅後にまた学校で待ち合わせをして遊ぶのは、子供ながらに大変だとの思いもありました。

男の子の友達と遊ぶときは鬼ごっこや野球など、体を思いっきり動かす遊びが多かったけれど、女の子と遊ぶ時は「縄跳びの縄をゴム代わり」にしてよく遊びました。

近所の女の子といつも2人で遊んでいました。2人でも頭を使えばゴム跳びはできます。縄跳びの縄を柱に結んで固定し、一人が縄を動かし、一人が跳ぶ。それに飽きると、縄に当たらないようにくぐり抜けるリンボーダンスのような遊びをするのが私たちの鉄板でした。

縄跳びの縄が2本あれば、暗くなるまで2人で遊んでいられたあの頃。縄に当たりにくくするためなら真冬でも上着を脱いで、寒さもなんのそので遊んでいられたあの頃。

今は、小学校から帰ってくると、「遊びに行ってくる!」と、元気よく出かける息子の後姿を見送る立場になりました。

ゴム跳びをしていたあの頃の私がちょうど今の息子なんだなと思うと、楽しく過ごせている様子に安心するが、成長して少しずつ親元を離れていく様子は少し寂しくもあります。

いつか、息子もこんな風に感じる時がくるのかなと想像すると、後姿を見送りながら笑がこぼれる私でした。

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