「必ず捕獲される犬」授業中に廊下を通り過ぎる犬と先生

としさん
大分県 1979年生まれ 男性

現在では野良犬なんてほとんど見かけることはありませんが、私が小学生の頃はまだそんなに珍しくない存在でした。

校庭が広くて走りやすいからか、わりと学校周辺に犬が来ることが多かった記憶があります。うさぎなどを学校で飼うときは注意が必要でした。

そして年に1回は校舎に入り込んで、ちょっとした騒ぎを起こしていました。

多かったパターンは授業中にぼーっと廊下の方を眺めていると視線の先を野良犬が横切っていくというもので、通り過ぎていった教室から先生が出てきて犬が歩いて行った方向に向かっていきます。

我々はそんなに騒ぐことなく授業の再開を待っているのですが、しばらくすると必ず先生に抱えられながら再び目の前を通り過ぎて外に出されていました。

犬の方も人が追いかけてきたら警戒するだろうし、どうやって捕獲していたのかは分かりませんが、先生に抱えられて運ばれるときの犬の観念した様子が面白くて思い出せます。

良し悪しは別にして当時は捕獲後保健所に連れて行くことはなかったようで、そのまま外に帰されていたようです。

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