1969年生まれ

1969年生まれ

「用水路に落ちたカラーボール」野球の思い出

田舎の子さん茨城県 1969年生まれ 男性僕らの年代の子供は、ほとんどの子供は野球に夢中でした。Jリーグなどなく、スポーツといえば野球。学校にも普通に好きな球団の野球帽をかぶって行きました。休み時間になると、速攻でグランドに出て、ビニールのボールで野球をしていました。僕の通っていた小学校はグランドが小さく、それでも小学生が打つにはちょうどいい大きさったので非常に盛り上がったのを覚えています。傍に排水路が流れていて、そこにボールが入ると大騒ぎ。長い棒を探して、一生懸命引き寄せて拾い上げていました。高々100円もしないボールだったと思いますが、あの頃の僕らの100円はたいそうなお金だったのです。今自分の子供達の財布の中を見て、あの頃の俺たちはなんだったのだろう?としみじみと考えてしまいます。
1969年生まれ

いいところを見せたい「女子との缶蹴りの思い出」

みやぎさん神奈川県 1969年生まれ 男性40年以上前の川崎。繁華街、風俗街も近く、お世辞にも柄が良いとは言えない街。市街地の広いとは言えない公園。ときには、浮浪者、野良犬も立ち寄る公園での缶蹴り。缶蹴りは、当時の小学生たちの間では、あまりメジャーな遊びではなかったが、それでも始めれば日が暮れるまで盛り上がる。いま思えば、放課後のあの時間に、よくもあれだけフリーで遊べる時間を持つ小学生がいたもんだなと思う。そして、空き缶一つで良くもまぁ、あれだけ盛り上がれたもんだなぁと思う。ごくまれに男子だけの缶蹴りに女子が混ざることがある。一人だけ女子ということはなく、3~4人のグループで混ざる。3~4人の女子がいれば、男子各々にも、それぞれ気になる娘がいたりする。いつもは、ひたすら「楽しい」缶蹴りが、なんだか「試される場」に変わる。しかしながら、小学生時代の女子は、男子より体力があったりする。男子より缶を遠くに蹴ったりする。始まる前は楽しい。しかし、終わってみると、小学生ながらに何か無力感のようなものを感じたものだ。大人になってからの合コンのように。ところで、今の時代のアルミ缶は飛ぶのだろうか?久...つづき