「悪ガキたちの集い」空き地の思い出

ゲオさん
千葉県 1988年生まれ 男性

小学生時代、学校からの帰り道に草木が生い茂った空き地がありました。その空き地の一角に秘密基地を作ることにしました。

空き地にある藁と木を集めて骨組みを作りました。その上に藁を乗せ、更にその上に枝をつけ、網目状に張り巡らして屋根を強化しました。

床には家から持ってきた新聞紙を敷き、約一帖くらいの秘密基地ができました。

秘密基地は夏と冬に一回ずつ作ったことがあります。

夏場は虫が多く猫の糞の匂いが気になりました。

冬は雪が降ってきて秘密基地が潰れてしまうことがありましたが、集めた雪を使って雪だるまを作ったり、かまくらを作ったこともあります。

かまくらは秘密基地を作るよりも簡単でしっかりと作れました。日が経過しても形を保っていた記憶があります。

そこは私有地であったので、今となれば入ってはダメなことが分かりますが、子どものころは何も分からず好奇心と興味だけで動いていました。

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