1980年生まれ

フラフープのほろ苦い思い出

なみさん京都府 1980年生まれ 女性私が小学生の頃、フラフープ遊びが流行していました。友達同士で投げたフラフープをお互いでキャッチしたり、手首のスナップをきかせて投げたフラフープが自分の手元に返ってくる遊び、どちらが長い間フラフープを回していられるかを競ったり、身体の色々な所でフラフープを回す遊びをしていました。ある日、いつものように遊んでいると弟が頭で器用にフラフープをクルクルと回せるようになりました。私も「負けたくない!」と思って、頭で回そうとしましたが失敗…。意地になって次は思いっきりフラフープを頭にめがけて勢いを付けて投げました。すると、私の首にフラフープがグルグルと巻き付きました。「ゲッホ、ゲッホ。」と咳がでて首を思いっきり押されたような痛みを感じました。けれど、弟に見られていたのが恥ずかしかったのか、私は何事も無かったかのように足元に落ちたフラフープを拾い遊びの続きをしました。その時の首の痛みは残り2、3日の間は続いていたように思います。その後、他の人が首回しに挑戦しても私は挑戦しませんでした。楽しい思い出の中のほろ苦い思い出です。
1989年生まれ

練習の賜物 フラフープを誰が一番回せるか競争

みさん兵庫県 1989年生まれ 女性フラフープの思い出で一番印象に残っているのは近所の友達です。我が家にはフラフープがなかったので、友達の家で遊ぶ時によく貸してもらってやっていました。友達には2つ上のお姉さんがいたので家に2つフラフープを持っていて、遊ぶときはみんな交代で使っていました。私は友達の家に行った時しかフラフープができなかったのであまり長く回せませんでしたが、友達はお姉さんに負けるのが悔しかったみたいでかなりの時間練習したそうです。お腹だけでなく胸や首で回したり、回しながら歩いたり、練習の甲斐あってずっと回し続けることができました。ある日学校でフラフープをやる機会があって、みんなで誰が一番回せるか競い合いました。他の子がどんどんフラフープを落としていく中、友達はいつまでも回し続けていたので、先生からのストップがかかるほどでした私たちの世代では敵なしのフラフープの達人として、先生に褒められて嬉しそう。何事も継続することが大切だと子供ながらに感じました。
1983年生まれ

フラフープ争奪戦

時短モンスターさん広島県 1983年 女性フラフープは小学校中学年の時に流行りました。休憩になると争奪戦。10本くらいしかないのでチャイムが鳴るやいなや女子はみんなピューッと教室からいなくなります。小学校時代の女子は年齢で流行るものが結構決まっていて面白いものです。フラフープはクルクル回し跳びながら鬼を追いかけ回したり、腰で回して誰が一番長くできるかを競ったりしました。青と赤のフラフープを地面に1つずつ置いて、それぞれひとりずつ入っていき、どちらのフラフープに多く人が入れるかという遊びもしました。おしくらまんじゅう状態で誰かの足が出た時点でその色チームの負けです。この逆の発想で、人が立っていてフラフープを投げ、立っている人がフラフープに入ったら得点が入るという投げ輪ならぬ投げフラフープなど、子供時代はこのように即席で遊びやルールをどんどん作って遊んでいました。相手に得点を入れたくないが為に立っている人がちょっと動いてズルしたりして、あーだこーだと盛り上がり楽しい日々でした。
1985年生まれ

ちょっと違うフラフープの使い道

わんこさん奈良県 1985年生まれ 女性フラフープは、体の動きでフラフープを動かしていく運動ですが、それができない子達にとっての遊び方がありました。フラフープのサイズにも大中小とあります。身体の比較的小さな子供は小サイズのフラフープを使ってケンケンバーや電車ごっこをしていました。とても子供じみた遊びですが、フラフープのアイテムに魅せられた子供にとっては、フラフープの道具を使うというだけでもウキウキする遊びでした。その理由はフラフープの輪っかというデザイン性にあると思います。丸くて綺麗なフラフープは見ているだけでも癒しでした。こうした遊び方にはまる子は運動が苦手だったり、大人しい子だったりします。当時は、活発な子供が多くみんな同じことができて当たり前という価値観での教育方針。子供なりにできない運動を諦めて自ら遊びを考案していました。本来であれば先生が手引きする事も当時は放任状態。子供だけで新しい遊びを楽しんでいたのです。
1975年生まれ

世代を超えたフラフープ

きょうさん大阪府 1975年 女性小学校の時、体育の授業の時にフラフープを使って遊んでいました。腰で回したり、腕で回したり、縄跳びみたいにして飛んでみたりして、楽しかったです。大学生の時、タイムボカンの歌で有名な山本正之さんの歌で「フラフープ」という短い歌があり。曲の中で「フラフープをぱりんと割ってしまう」というような内容がありました。家族に話したら、親の時代はフラフープがとっても流行っていたと言っていました。私の頃のフラフープは、プラスチックだったり、分解して、片づけるものも出ていたので不思議だと思いました。「ぱりんとわれるもの」という認識は私の中にはなかったと思います。そして数年前、スポーツクラブでZUMBAを習っているときに「HULA HOOP」という曲があり、フラフープを回しているような振りが全世界で踊られています。かつて親の時代に流行し、私たちの小学校時代や、子供の頃の遊びの中にも定着したフラフープが、今や世界でもよく知られる遊び道具の一つになっていることに驚かされました。それでも私にとってのフラフープは、やっぱり小学校の時の無邪気に遊んでいた頃のフラフープがしっくり来ていま...つづき
1980年生まれ

初めてのフラフープ

たろうさん群馬県 1980年生まれ 女性小学校3年生の時に初めてフラフープなるものをしました。それは学校の誰でも使って良いおもちゃ置き場にあり、丸くて大きくて、不思議でした。遊んだことのある友達に遊び方を教わって、いざ!!回そうとすると、ストンと落ちて回せないことを繰り返しました。一体、何が楽しいのか全くわからず、汗だくでその日は終わりました。出来る友達が輝いて見え、羨ましく、私も出来るようになりたいと思いました。色んな友達に、コツをきいて、練習しました。輪の端を両手で持って、勢いよくまわして、その反動で自分の腰もグルんと振るんだよ、というようなことだったと思います。当時の私は、手で輪を回すのと、腰を回すのが、どうしてもシンクロせず苦労しました。でもある時にコツをつかめたようで、本当に急に出来たんです。あれは自分でもびっくりした体験でした。何の前触れもなく、急に出来たので「あの練習は何だったんだろう」と思ったほどです。出来るようになってからは、何で今まで出来なかったのか分からない程に、体が覚えているというか、何も考えなくても出来るようになりました。今となっても不思議な思い出です。
1985年生まれ

フラフープを練習した思い出

にゃんこさん奈良県 1985年生まれ 女性私が子供時代にフラフープを使った運動が流行りました。当時フラフープは運動で使われる道具であり、遊具ではなかったようです。子供にはそんなことは区別がつかず、テレビで目にすると、面白そうだ、あんなことがしてみたい!と思うようになりました。そんなある日、学校の体育の授業でフラフープに触れるチャンスがやってきたのです。テレビでは上手に踊っている方が多くて、私もそうなりたい!と思いました。輪っかの中に入って腰を振りながら使いこなす。そんなふうになるはずでした。フラフープは子供の体には大きくて扱いも大変でした。サイズがあるようで、大きなフラフープは子供の体では一回で足元に落ちてしまいます。それでも一生懸命にフラフープを持ちながら、お気に入りとして練習していました。一旦体に入れてしまうと、とっても楽しいものだと感じるようになります。
1997年生まれ

フラフープ何個回せるかな?

からーさん北海道 1997年生まれ 女性小学生の頃「私の特技はフラフープです!」と言えるくらいにフラフープが大好きでした。フラフープを好きになったきっかけは体育の授業です。「自由に遊んでいい」ということになり、私はフラフープを回してみました。フラフープを簡単に回せた私は「何個かでも回せるのかな?」と思い。試しに3個を…それも回せました。じゃあ5個…できる。そしたら10個やってみよう!10個も出来ました。まるでバルーンスカートのように綺麗なフラフープでした。周りの子達もすごいと歓声を上げて、みんなは最大何個で回せるかとか、どれだけ綺麗に回せるかを競って遊んでました。多分、あの頃は15〜20個一気に回せた記憶があります。そのあと腰で回すだけでなく、首で回してみたり、手で回してみたりと、まるでサーカスの状態になっていました。あまりにも回すことが楽しい私は家でもやりたくなり、スポーツショップでフラフープを購入して遊んでいました。今もまだできるか試してみたいです。