ローラー滑り台の恐怖

うなぎさん
三重県 1994年生まれ 女性

小学生の頃、従兄弟と一緒に地元近くにある長いローラー滑り台がある公園に遊びに行きました。

いつもの公園の滑り台よりもとっても長くて、たくさんの子供が滑り台を順番待ちして並んでいました。自分の番が来るまで、とてもドキドキワクワクしていたのを覚えています。

そしていざ、自分の番!従兄弟が先に滑り、その後しばらくして自分も滑り始めました。序盤は景色を見ながら長い滑り台に大興奮!だったのですが、徐々にお尻が痛くなり始め、摩擦で熱さを感じるようになりました。

「だから周りの子たちは段ボールをお尻の下に敷いてたのか」と思っても後の祭り。滑り台は残り半分というところで、お尻が痛すぎて涙が出そうになったので、子供ながらに機転を効かして、足を立ててお尻を浮かし、しゃがんで触って滑ることに。

「よし、これでお尻は痛くないぞ!」と思ったのですが、しゃがんで座る姿勢はよりスピードが上がって、今度は違う意味で恐怖心を抱き、結局滑り終わる頃には「もう2度とやるもんか!」という気持ちになっていました。

コメント