当時大流行したローラースケートでたくさん遊んだ体験談

ローラーたくやさん
兵庫県 1967年生まれ 男性

僕は小学校5年生の頃、父の仕事の関係で地方へ移住しました。生まれ育った都会とは違い、のどかな田園風景が広がる場所でした。

その地域で、流行っていたのがローラースケート。自動車があまり通らず、長く続く近所の道路は、絶好のローラースケート場です。

友だちが楽しそうにローラースケートをしているのを見て、親に同じものを買ってもらい、彼らの仲間入りをしました。

当時のローラースケートは、靴のサイズに合わせて金属製のローラースケートを履き、ベルトで固定するタイプでした。

アスファルトの道路は滑りが悪いので、あまり転ぶこともなく。ガチャガチャと音をたてながら滑っていました。放課後は、友だちとよく競争をしながら楽しく遊んでいたものです。

ある日、数キロ離れた手柄山公園という場所に無料の屋外ローラースケートリンクがあることを知りました。休日に友だちのご両親が車で、僕たちをそこへ連れて行ってくれました。

そこで初めて知ったのが、リンクの舗装がアスファルトとは違い、すごく滑らかだったことです。「すごくスピードがでそう。少し怖いかも。」と恐る恐る滑り始めると、案の定後ろに転んでしまいました。

数周回っていくうちに適切なバランスもわかり、これまで以上のスピードで滑れるようになっていました。同じように上達した友だちと一緒に興奮したのを覚えています。

その日以降、数回そのローラースケートリンクに連れて行ってもらい。バック方法やジャンプ、ステップなどさまざまな技を習得していくことができました。

ローラースケートが上達できたことで、自分に自信がつきましたし、なにより楽しく遊べたことが良い思い出。懐かしく感じます。

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