大縄跳びの記録と自分のせいで記録を止められないという思い

梨の子さん
長崎県 1983年生まれ 女性

一時期クラスの女子全員で大縄跳びを昼休みに行うのがブームになりました。給食を食べた後、体育館の前の中庭に集合し、縄を回してくれるのは担任の先生と、身体が大きめのクラスメートでした。

最初は数回しか続かず、10回くらい続いては引っかかるを繰り返しておりました。そのうち掛け声を全員で言って盛り上がるようになり、どんどん跳ぶ回数が増えていきました。

とうとう、ある日100回の大台に乗りそうになりました。50.60.70と続き、100になる直前のとんでもない緊張感と集中力。自分のせいで記録を止められないという思い。その時の全力な気持ちを今でも鮮明に思い出します。

100にのったときの、ひゃーーーくという大きな掛け声とともに、おそらくそのあと200近くまで跳んだのですが、私の前の前の女子でとうとう引っかかってしまいました。

内心自分がひっかからなかったことへの変な安堵感と、その子がかなり罪悪感で落ち込んでしまったのをみんなで慰めて、なおかつ記録に喜んだのを覚えています。

そうやってこつこつ忍耐して練習したり、チームワークを大切に一体感を出していくことの楽しさを学んでいたように思います。そのあと、記録を出してから、大縄跳びブームは自然になくなりました。

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