鬼が消えてしまった「夕暮れの缶蹴りの思い出」

ヨッシーさん
神奈川県 1973年生まれ 男性

小学生だったある日、近所の友達6人で学校が終わってから、缶蹴りをして遊びました。当時は缶蹴りが友達の間で流行っており、毎日のようにやっていました。

その日もいつも通り、いつもの場所で遊んでいましたが、友達の1人が鬼になってから何度も缶を蹴られ。なかなか鬼から解放されずにいました。

そのうち辺りもだんだん薄暗くなってきました。

それでも構わず隠れていました。鬼の声が聞こえてこないなと思っていたら、他の友達が来て、「あいつ(鬼の友達)がいないぞ」と言ったのです。みんなで出て行ってみると確かにいませんでした。

名前を呼びながら周りを探しましたが見つかりません。とりあえず、その友達の家に様子を見に行ってみたら、普通に家から出てきました。

その友達曰く、「もう暗くなってきたし、お腹も空いたから」とのこと。

それを聞いてみんなも「それじゃ、しょうがないか」となり、そのまま解散しました。

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