神社の公園にあった ぶらんこの思い出

ゆうさん
山形県 1984年生まれ 女性

小さい頃、祖母の家のすぐそばに、公園のある神社があって、よくそこで遊んでいました。

そこに行くまでに長い階段があり、妹や従妹と「グリコ」をしながら登り、公園につくと一目散に公園にある2個のぶらんこの取り合いをするのがお決まりでした。

最初は普通に漕ぎながらたわいもない話をしていたのですが、段々時間が経つと立ち漕ぎをしたり、勢いをつけてどこまで漕げるかを競い合ったりしました。

「〇〇ちゃんより私の方が漕げるもん」なんて言いあいをしたりもしました。

それにも飽きてくると、今度は靴飛ばしで競い合うのが恒例でした。どこまで飛んだか土の上に石で線を引いて、「〇〇ちゃんはここ!」「私はここ!」なんて言い合いながら、日が暮れるまで競い合うことが度々ありました。

そして、母に「そろそろ帰ってきなさい」と言われると、また長い階段を「グリコ」をしながら帰るのでした。

とても懐かしいですが、今思うと怖くて出来ない漕ぎ方をしていたなぁと思います。

本当に空に飛んでいきそうなくらい漕いでいた。その時に見た空は凄く綺麗だったことを、今でも覚えています。

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