「土の匂いの思い出」けんと遊び

レディさん
新潟県 1988年生まれ 女性

小学生の頃、天気のいい日にはよく空き地で遊んでいました。ドラえもんのシーンでよく見る大きな土管がある空き地でした。

そこで学年問わず、男女が集まりしていた遊びと言えば、”けんと”です。同じ世代や上の世代の方はもちろんわかる遊びだと思います。

かくれんぼに似た遊びで鬼を一人決めて、他の人たちは隠れます。

鬼は誰か見つけると”けんと”する場所に行き「け~んと!」と言います。

見つかった人は”けんと”する場所に居て助けを待ちます。

まだ見つかっていない人が”けんと”する場所に行き「け~んと!」と言うと、鬼に見つかっていた子達は解放され、また隠れることができます。

この遊びでいつも活躍するのが足が速くて運動神経抜群の子です。

足が速い子はなぜかモテるのですが、私の時もそうでした。

”けんと”をしていて捕まると、彼がいるから大丈夫、必ず助けに来てくれる!と捕らえられた姫みたいな感じで助けを待っていました。

そして助けに向かって走ってくる彼を「キャー、かっこいい!」と思いながら見ている光景は今思い出しても微笑ましいです。

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